【完全ガイド】フルリクライニング車いすのサイズと選び方
2026/04/28
【完全ガイド】フルリクライニング車いすのサイズと選び方
― 新幹線・飛行機移動で失敗しないために ―
はじめに
フルリクライニング車いすは、
長時間の移動や姿勢保持が難しい方にとって、とても重要な移動手段です。
しかし実際には、
「乗れると思っていたのに、行ってみたら乗れない」
というケースが少なくありません。
その理由のひとつが、
車いすの“サイズ”です。
この記事では、
フルリクライニング車いすの基本と、
特に重要な「サイズ」の考え方について解説します。
フルリクライニング車いすとは?
フルリクライニング車いすとは、
背もたれをほぼ水平まで倒すことができる車いすです。
特徴としては、
- 座位保持が難しい方でも安定しやすい
- 呼吸や心臓への負担を軽減しやすい
- 長距離移動に適している
といった点が挙げられます。
一方で、
通常の車いすよりも『大きく・重い』
という特徴があります。

なぜ「サイズ」が重要なのか?
① 新幹線の多目的室に入れるかどうか
新幹線には「多目的室」がありますが、
スペースには限りがあります。
フルリクライニング車いすの場合、
- 全長(リクライニング時)
- 全幅
- 回転スペース
これらが合わないと、そもそも室内に入れない可能性があります。
② 飛行機では「預け荷物」になる
飛行機を利用する場合、
フルリクライニング車いすは基本的に機内には持ち込めず、
『貨物として預ける』ことになります。
このとき重要になるのが、
- 全長
- 全幅
- 全高
- 重量
です。
サイズによっては、事前申請が必要、搭載できない、分解が必要、といったケースもあります。
フルリクライニング車いすの主なサイズ目安
代表的なサイズ感は以下の通りです。
■ 通常時(座位)
- 全幅:約60〜70cm
- 全長:約100〜120cm
- 全高:約120〜130cm
■ フルリクライニング時
- 全長:約170〜190cm
ここが最大のポイントで、「長さが一気に伸びる」ことが問題になります。
見落としがちなポイント
① 「カタログサイズ」と「実使用サイズ」は違う
カタログに書いてあるサイズは、
- フットレストの角度
- リクライニングした時の枕の位置
- クッションの厚み
によって実際には変わります。
つまり、“人が乗った状態のサイズ”で考える必要があります。
② リクライニング角度で必要スペースが変わる
完全にフラットにするのか、少し角度を残すのかで、
必要な長さは大きく変わります。
③ 介助スペースも必要
車いすが入るだけでなく、
- 介助者が立つスペース
- 体位調整の余裕
も重要です。
これを見落とすと、「入れたけど介助ができない」という状況になります。
見落としがちなポイント
- 「新幹線で移動したいが、この車いすで大丈夫か?」
- 「飛行機に乗れるサイズか確認したい」
- 「転院で長距離移動するが姿勢が保てない」
こういったケースでは、単純なサイズ確認ではなく移動全体の設計が必要になります。
ルピネで使用しているフルリクライニング車いすのサイズ

実際のサイズ感がイメージしやすいように、ルピネでご用意している車いすの寸法をご紹介します。これらのサイズ情報は単なるスペックではなく、「移動できるかどうかを判断するための材料」になります。例えば、「多目的室に入るか」「飛行機に積めるか」「車に載せられるか」といった判断は、すべてこの数値が基準になります。
■ 通常乗車時
身体を起こして座っている姿勢でのサイズです。
- 長さ:128cm
- 幅:63cm
- 高さ:127cm
※一般的な車いすよりも「やや大きい」サイズ感です。エレベーターや通路幅の確認が必要になる場面もあります。
■ フルフラット時(リクライニング)
完全に寝ている姿勢でのサイズです。
- 長さ:182cm
- 幅:63cm
- 高さ:69cm
※長さが約180cmを超えるため、「新幹線の多目的室」「車内での方向転換」「室内スペース」に大きく影響します。「入れるかどうか」は、ご本人の体調に合わせたリクライニングの状態や移動中の必要な医療・介助行為でのサイズを基準に考える必要があります。
■ 格納時(折りたたみ)
飛行機での預け入れや、車載時に重要になるサイズです。
- 長さ:90cm
- 幅:40cm
- 高さ:127cm
※この状態にできるかどうかで、「搭載可否」「取り扱い方法」が変わることがあります。
ルピネでは、こうしたサイズ情報をもとに
- 移動手段との適合確認
- 介助スペースの確保
- 実際の動線のシミュレーション
まで含めて調整を行っています。
まとめ
フルリクライニング車いすはとても有用ですが、
✔ 大きい
✔ 長くなる
✔ 取り扱いに制限がある
という特徴があります。
特に、新幹線・飛行機を使う場合はサイズ確認が必須です。
最後に
ルピネでは、単なる付き添いではなく、
「移動を成立させるためのサポート」を行っています。
- 車いすの適合確認
- 移動手段との相性チェック
- 事前準備のサポート
など、状況に応じて対応しています。
「この状態で移動できるのか?」
そんな段階からでも、お気軽にご相談ください。
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ちょい旅サポート ルピネ
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電話番号 : 0138-85-8165
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