【看護師の読書感想文】あなたのご希望の条件は 瀧羽麻子(たきわあさこ)
こんにちは。
ちょい旅サポートルピネの看護師です。
皆さん読書はお好きですか?
好きだけどなかなか時間がなくてという方も
多いのではないでしょうか。
時間もそうですが、心にも余裕がないときにも
本を読み始める、読み進めるのは難しいですよね。
その一方、こんな研究結果もあるようです。
【6分間の読書はコーヒーブレイクよりストレス解消効果がある】
もともと読書が好きな方なら、6分だったらいけそうじゃないですか?
「こんな本もあるのか。」
「そういえば本読んでないな。読んでみようかな。」
のきっかけに。
☟
あわよくば皆さんのストレス解消につながればと
私の読んだ本のご紹介と感想文を書いてみようと思っています。
なにせ本を読むのが遅い&文才ゼロなので
ブログにアップするペースは遅いですが
よければ見てください。
1. 本を選んだきっかけ
北斗市立図書館からお借りした本の2冊目。
この本が図書館の目立つ位置に、表紙を見える形で展示されていて、
この本のジャケットの珍しさ(たくさんの人が描かれている)とタイトルにひかれて短時間で選びました。
2. 著者|瀧羽麻子とは
1981年兵庫県生まれ。京都大学卒業
2007年『うさぎパン』で第2回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞しデビュー。
2019年『たまねぎとはちみつ』で第66回産経児童出版文学賞フジテレビ賞を受賞。
著書に『二人姉妹』のほか、『ぱりぱり』『左京区桃栗坂上ル』『乗りかかった船』『ありえないほどうるさいオルゴール店』『うちのレシピ』『女神のサラダ』など多数。
3. 看護師の独り言
主人公は40歳になりたての千葉香澄。
この本は、香澄がキャリアアドバイザーとして働く「ピタキャリア」に訪れ、サポートを受け転職を果たしていく10人のクライエントと、香澄自身の仕事や人生をみつめる描写が軽快なテンポで流れていく。
主人公は私と同じ年代だけど、私の仕事とは内容がかけ離れたキャリアアドバイザーという職業。
読書は追体験ができるというけど、まさに自分の生活とは違う『もう一つの人生を体験しているような感覚』がありとても面白かった。
私も都会で生まれて暮らしていたらこんな職業も身近にあって選択の候補にあったのかな、駅の近くに行きつけの居酒屋ができて気ままに通う生活もあったのかなとか想像して楽しめました。
自分の体は一つしかないけど、別の人生が見れるのは得した気分になります。
本の内容も描写も適度で、言葉も読みやすくサクサクとドラマを見る感覚で読める本だと思います。
あまり考えこまずに読める本だと思うので気分転換にもぴったりです。