【注目】認知症予防にもいえる!?「目は大事にしなさい」【実験】
こんにちは。ちょい旅サポートルピネの看護師です。
皆様、目が悪くならないように気を付けていることはありますか?
小さいころから母親に
「前髪が目に入ると目が悪くなる」
と言われ、オン・ザ・眉毛で過ごしてきた私も
無事、両目ともに視力0.1前後 + ドライアイとなり
見つからない眼鏡を探し、家の中を彷徨い歩く生活をしています。
(眼鏡で運転ができるだけの視力はありますのでご安心を。)
※写真はイメージです。
ブランコは酔うのでのれません。
そんな私に聞き捨てならない情報が・・・
突然ですが!!
視力の低下と認知症の発症に関係があるという話はご存じですか?
『目がいい人に比べて、目の悪い人の認知症発症の危険性は2倍』
ともいわれているようです。
いくつか研究や本から、
ちょい旅サポートルピネの看護師がまとめてみましたので
お時間があればご覧ください。
01. 初めに|人間にとって目は大事?
人が感じる感覚は、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚の
5つです。
その中で脳に送られる情報の80%は視覚
といわれています。
本当か?と疑問に思う気持ちわかります!
今までこんな話を聞いたことはありませんか?
『かき氷のシロップは色が違うだけで味は同じ』
これが本当なら、少なくとも視覚が味覚や嗅覚に勝っていることになりませんか?
友人が数人我が家に遊びに来てくれた時、かき氷実験してみました。
完全に蛇足になりますので、実験結果はおまけにします。
良ければ見てください。
5感とはいいますが、
私たちは生活のほとんどの情報を視覚から得ているようです。
しかし、認知症は脳の病気では?なんで目と関係があるの?と思いますよね。
その理由をこれからご説明します。
02. 視力と認知症の関係
1.認知力に影響を及ぼす要因 その①
脳に届く情報が減少する。
視力が落ちると、目から入る情報量が減ります。
それはつまり脳に送られる情報量の減少となります。
私たちが毎日ゴロゴロして動かないと筋力が衰えるように、
脳も使わないと力の低下が起きるようです。
これが認知症発症のリスクといわれています。
2.認知力に影響を及ぼす原因 その②
網膜に光が届かないことにより起こるホルモンの乱れ。
正常な状態では、
光が目の中にある網膜に届くことで脳からホルモンが分泌され、
体内時計が正常に働きます。
しかし、白内障などにより、
水晶体という網膜の前にある光を通す場所が濁ると
網膜に光が届きにくくなります。
(汚れためがねのレンズを思い浮かべてみてください)
その結果、
ホルモンの分泌が乱れ、
睡眠障害や意欲の低下などの生活リズムの乱れを引き起こされるのです。
生活リズムの乱れは、認知機能に影響を及ぼす要因になります。
そう考えると、
高齢者にもみられやすい症状
夜間眠れず日中に眠る、うつ傾向、食欲の低下
なども、この影響である可能性も考えられます。
03.まとめ
人の情報の80%は視覚から得られている。
視力低下は
「脳に届く情報量の減少」と
「ホルモンバランスの乱れ」から
認知症の発症の1つの要因と考えられる。
そこから考えると認知症予防には以下のことも大事といえそうです。
- しっかりと眼鏡などの調整をして、眼鏡をかけた状態での視力を保持し、
脳に届く情報量を維持する。 - 目の見えにくさだけでなく、光を網膜に届けることも重要。
白内障などの目の病気の治療し目の健康を保つ。
04.おまけ|蛇足:かき氷実験の結果はいかに?
『かき氷のシロップは色が違うだけで味は同じ』
これは聞き捨てならぬ!
あんなに、出店の前でどの味にするか悩んだ私がかわいそうすぎると憤怒し
視覚と他の5感との脳に与える影響を明らかにするために、
友人に協力いただき実験した。
実験
実験人数(私も含む) 5名
実験内容
実験材料として、同じメーカーのかき氷シロップ3種類(イチゴ・メロン・ブルーハワイ)を準備。
①実験者は目隠しをする。
②観察者が1種類ずつ実験者の口にかき氷を運ぶ。
③実験者は口の中のかき氷の味を答える。
④それを順番に5人繰り返す(という遊び)
結果
1人1種類くらいは当たっても、2種類は違う回答をした。
自信満々に全部違う人もいた。
ここからいえることは、
(私の友人が味覚音痴かもしれないということは置いておくと)
やはりかき氷のシロップは私たちが目で見て認識し
「やっぱりメロンは違うわー」というほどには味や香りで違いがわからない。
つまり視覚の情報が強い。
実験後記
改めて確認すると3種類のシロップの原材料は同じ。
果糖ブドウ糖液糖、香料、色素
色素は細かく違いが書かれている。
しかし、それ以外記載の順番も変わらず、
配合量の違いはあるのかもしれないが違いがわからなかった。
小さいころの自分に伝えたい。
「そんなにかき氷の味に悩む必要はない」
眼鏡のフレームがゆがんで落ちてくる、
レンズを替えたい、
眼科にいきたいけど誰かの助けが欲しい、
受診ついでに買い物にも行きたい
などご要望がございましたら、
遠慮なく「介護旅行・外出支援のちょい旅サポート ルピネ」にご相談ください。