【ちょい旅サポート】会いたい人に会いに行ける【旅行支援】
※ 許可を頂いてお写真の掲載をしております。
少し前のお話になります。
コロナが少し落ち着き、政府からは全国旅行割引キャンペーンなどの政策が提供されていました。
そんな時期にご依頼を頂いたのは、両下肢麻痺で車いすのA様の2泊3日の旅行サポート。
A様とそのご家族お二人のご旅行に同行させていただきました。
A様からは「交通手段や宿泊施設はご自身で手配する」とのことでしたので、
私はご出発までにA様の不安な事と身体状況についての把握と対策に徹しました。
今回はご家族が荷物を、私がA様の介助全般をさせていただきました。
新函館北斗駅から新幹線で長時間の移動です。
車いすから列車のシートへの乗り移り(移乗)介助。
新幹線を下車してからも、いくつかの電車を乗り継いで目的地のホテルに到着です。
A様の希望により、ホテルのベッドに移乗し休憩。
その後、A様のご親戚の方と一緒に夕食を楽しまれました。
私もお呼ばれし、一緒に楽しい時間と美味しいお食事を共有させていただきました。ごちそうさまでした。
二日目はA様がとても楽しみにされていたコンサートとお土産ショッピングを楽しまれました。
コンサート会場の物販販売に行ったのですが、すでに長蛇の列。
しかも並んでいるルートにはなかなかの段数の階段が…。
こんなときのために車いすごと階段を上げようと携帯してした介助用ロープを出したのですが、親切な会場スタッフの方々がA様の代わりに購入してきてくださいました。
こういう出来事も大切な記念になりますね。
スタッフの方、ありがとうございました。
コンサートを終え「最前列でコンサートを楽しむことができた」ととても感動されておりました。
「もう一泊して次の日のコンサートも予約しておけばよかった」
・・・そんなに?!
でもこんなに楽しんでいただけて本当に良かったです。
長距離移動は、ご本人様もご家族様も疲れてしまいやすいものです。
私たちは、『疲れることは少しでも私たちに丸投げして、楽しむことに専念していただきたい』と思っています。
お帰りの際に「とても楽でした。またお願いします」と、嬉しいお言葉をいただけました。
でも、『いま会っておきたい人』『今やらなければ後悔してしまいそうな大切な事』など
お金には代えられない大切なことって誰にでもあると思います。
私たちはあなたのそのような『大切なこと』を実現させるため、全力でお手伝いさせていただきます。