要介護4からみるみる若々しく!|外出付き添い&リハビリで起きた心と身体の変化
2026/02/14
転機は、何気ないひと言でした
お忙しい娘様に代わって、A様の通院もお付き添いさせていただいておりました。
そんなある日の歯科通院の帰り道。
A様がぽつりとおっしゃいました。
「帰りに買い物していきたい。」
それまで「外に出たくない」と言っていたA様から、
初めて出た「行きたい」でした。
そこから、少しずつ変化が始まりました。
通院帰りにスーパーやドラッグストアへ寄る。
ある日はヨーグルトを、別の日は化粧水を。
それに伴い、外出時間が少しずつ延びる。
車いすに乗る時間が増える。
半年ほどすると、体幹が安定し始めました。
右への傾きが減り、姿勢がしっかりしてきたのです。
車の揺れでも、身体が倒れなくなり、ずっと正しい姿勢を保っていられる。
それどころか、時々自ら背もたれから体幹を起こして、軽く座り直すことまでできるようになってきました。
娘様が「○○行く?」と聞いても
以前は「めんどくさい」と断っていたのに、
「今度イベントがあるけど行ってみる?」と聞くと、
「行く!」
と即答されるようになりました。
コンサートへ。
お笑いライブへ。
外食へ。
世界が、少しずつ広がっていきました。
「髪をパープルにしたい!」
ある日、娘様から「母を美容室に連れていくことは可能ですか?」と相談がありました。
施設でおしゃれの話題になったのだそうです。
そしてA様が
「(髪の色を)パープルにしたい!」
とおっしゃったと娘様から伺いました。
娘様が連れて行きたいという美容室の環境を確認し、予約をとって美容室へ。
シャンプー台への車いすからの乗り移りはまだ全面的に支え介助が必要(重介助)。
でも普通型車いすに数時間は安定して座れるようになっていました。
カットとカラーが終わり、
紫色の髪を見てにっこり。
帰り道には、
「おかき買っていこう!」
と自ら寄り道を提案。
表情が豊かになり、姿勢も安定し、
みるみる若々しくなっていきました。
あの時間が、未来の宝物になるように
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