【看護師の本棚紹介】ノーマンズランド 誉田哲也

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【看護師の本棚紹介】ノーマンズランド 誉田哲也

【看護師の本棚】ノーマンズランド 誉田哲也

 

こんにちは。
ちょい旅サポートルピネの看護師です。

皆さん読書はお好きですか?

「好きだけど、なかなか時間がなくて」という方も多いのではないでしょうか。
時間もそうですが、心に余裕がないときにも
本を読み始める、読み進めるのは難しいですよね。
その一方、こんな研究結果もあるようです。

【6分間の読書はコーヒーブレイクよりストレス解消効果がある】

もともと読書が好きな方なら、6分はいけそうじゃないですか?
「こんな本もあるのか。」
「そういえば本読んでないな。読んでみようかな。」のきっかけに。

『あわよくば皆さんのストレス解消につながれば』
と、私の読んだ本のご紹介をしてみようと思いました。

なにせ本を読むのが遅い&文才0なので
ブログにアップするペースは遅いですが、よろしければ見てください。

 

看護師の本棚

本を選んだきっかけ

函館の蔦屋書店の入口近くに平積みになっているのを発見
表紙・帯からは警察小説ってことだけ確認
いつも読まないような本を買ってみようと購入

著者|誉田哲也氏とは

1969年、東京生まれ、学習院大学卒。
2003年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。
主な著書
『ストロベリーナイト』『ソウルケイジ』、『ジウ』シリーズなど

看護師のひとりごと

『ストロベリーナイト』の主人公姫川玲子のシリーズ。
キラキラ輝く高校時代の部活バレーボールの描写に始まり、少女失踪尾事件を追う警察小説らしいお話。
…かと思っていたら段々と北朝鮮拉致、憲法9条、隠蔽。
ザラっとした、胃液が上がってくるような、口の中が苦くなるような嫌な感覚。
そのまま、あっという間に終わりにたどりついていました。

特に印象に残ったのは
「夢物語の平和憲法をありがたがり、惰眠を貪ってきたのも、俺たちだ」という一文。

2020年度上半期(6カ月)、航空自衛隊の緊急発進(スクランブル)は、371回で少ないと言われていたそうです。
私たちの安心な毎日のために、誰かの命がかけられているという現実。
そして、そのすべての人にも悲しみ・不安に想う家族がいるということ。
言葉にするとまた軽くなっちゃう気がするのに、うまく言葉にできないのが悔しいです。
でも1番恐ろしいのは、ふだん私がそのことを深く認識することがないこと。

小説を読み終わってすぐに憲法9条って?と調べてみました。
調べるとなんでもわかりやすく説明してくれる人がいて、わかった気にはなるけど、
簡単に分かった気にはなってはいけないという感じがしました。
ちゃんと時間をかけて理解していきたいと思います。

ドラマ『ストベリーナイト』を見ていたら、今までのシリーズ小説を読んでいたら
もっと違う楽しみ方ができるのかもしれません。
でもこの作品から読んでも十分に読みごたえがあると思います。

最後にノーマンズランド(no man‘s lando)とは、
「所有者のいない土地」「無人地帯」「荒地」
あるいは「軍事対立の中間の、いずれの勢力によっても統治されていない領域を意味する英熟語」
だそうです。(Wikipedia)
この小説のタイトルの意味するところを考えながら読むのもまた面白いかもしれません。

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