【在宅】お金をおろしに行きたいから、手伝ってくれ。【付き添いサービス】
皆さんの普段のお支払い方法はなんですか?
今はクレジットカードやQRコードなどの電子決済も
かなりメジャーとなってきていますよね。
電子決済はとても便利ですが、世の中みんな利用しているのでしょうか?
ちなみに私の親世代は基本的に現金主義です。
JMRO(日本マーケティングリサーチ機構)の調査によると
「60代以上で今の現金のみで決済している割合」は63%だそうです。(*1)
このデータは全国が対象であり
東京などの都会では高齢者もクレジットカードや交通系のカードで
ピッとすることに慣れていることが多いと思います。
しかし移動手段の殆どが車や自転車という北海道の田舎のスーパーでは
小銭がいっぱい入っている財布からお会計をしている高齢の方をよく目にします。
私の住む北斗市も例にもれず
70歳後半の方とお話をすると
「スマホとかカードとか、よくわかんない」
とおっしゃる方も少なくありません。
私のような仕事をしていますと、
『家の中を伝って歩くのもやっと』
という高齢のお一人暮らしの方ともよくお会いします。
加納さま(仮名)もそんなお一人でした。
ご高齢の男性で、大きな一軒家に一人暮らし。
「お金が手元にない。銀行まで近いのに、腰が痛くて一人で歩いて行けない」
というお困りごとを抱えていました。
今回は、そんな加納さまのお知り合いの方からのご紹介。
ご本人さまに連絡を取ると「今から行きたい」とのご意向です。
スタッフの私もちょうどお時間を調整できる状態でしたので
すぐにバイタルセットなどをかばんに滑り込ませて、加納さまのご自宅に急行しました。
手をつないで数分先の金融機関まで歩きます。
お一人で生活されている時間が長いのか、他愛のない世間話で盛り上がりながら。
窓口での手続きを無事に終えてご自宅まで戻ると
「まぁ上がってけ」と言っていただけました。
お言葉に甘えてお宅にお邪魔し、
精算がてらもう少し世間話をします。
帰り際、「また頼むわ~」と安心した表情を見せていいただけました。
今回のことが、加納様にとって手元にお金がないことの不安から
銀行に行くための手段が確保されたことの安心感となり生活の安心
に繋がってくれていたら嬉しいなと思います。
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*1 大人の住む旅.「利用者は増えている?【60代以上のキャッシュレス決済】事情」.
https://sumutabi.net/6876, (参照 2011-03-29)