【遠方への転院】東京への転院サポート|函館から安全に移動するお付き添い記録 遠方への転院でこんなお悩みはありませんか?【付き添いサービス】

はじめに
ルピネでは、看護師やリハビリスタッフが同行し、遠方への転院や通院のお付き添いをサポートしています。
今回は、函館から東京への転院に同行した実際の記録をご紹介します。
依頼の経緯
函館でお一人暮らしをされていたご本人様。長期入院を経て、東京に住む娘様の近くの病院へ転院することになりました。
ただ、長距離の移動や必要な手続きにご家族だけで対応するのは難しく、
「転院のために必要な準備や道中の介助に不安がある」
と娘様からご相談があり、病院のソーシャルワーカーからルピネにご依頼くださいました。
出発の日:函館から新幹線へ
出発前に病棟で血圧や血中酸素飽和度などのバイタルを確認し、フルリクライニング型の車いすに乗っていよいよ出発です。
新函館北斗駅では、事前に車いすであることを連絡していたため、駅員さんがすぐにスロープを準備。
スムーズに新幹線へ乗車できました。
ご本人様は看護師と一緒に多目的室に、娘様は指定席に。
発車後に血圧や酸素濃度を測定し、問題がないことを確認して移動が始まりました。
車内でのひととき
新幹線の中では、ご本人様がたくさんの思い出を語ってくださいました。
函館での暮らし、登山や料理の話、取得した資格のお話…。
そして何より、娘様や息子様のお仕事や人柄を誇らしそうにスマホの写真を見せてくださる姿が印象的でした。
ときどき休まれる時間もありましたが、体調は安定。
車窓の外に学生時代を過ごした街並みが見えると、「懐かしいね」と目を細めておられました。
しかし東京に近づくにつれて口数が減り、
「これから花見だったらねぇ…」
と小さく笑われた一言に、私も胸が締めつけられる思いがしました。
東京到着と病院までの道のり
東京駅はちょうど満開の桜。
花見で混み合っている中、手配していた福祉ハイヤーに乗車し病院へ向かいました。
長時間の車いす移動で腰痛も出ていましたが、姿勢を整えながら対応。
娘様も懸命に声をかけて励ましておられました。
病院に到着すると、ご親族の顔を見て安心されたように微笑まれ、その表情に私たちもホッとしました。
転院先の病院看護師へバイタルや血中酸素飽和度などを報告し、最後にご本人様から強く握られた手のぬくもりを胸に、病院を後にしました。

今回のサポートを振り返って
この言葉は、今も心に残っています。
もっと早く出会えていたら、もっと気軽な外出もお手伝いできたのかもしれない。
そう思うと切ない気持ちにもなりますが、一つひとつを丁寧に積み重ねることが、私たちの使命だと改めて感じました。
まとめ|転院のお付き添いもルピネにお任せください
今回のように、函館から東京など遠方への転院でも、ルピネでは看護師やリハビリスタッフが同行して安全にサポートいたします。
- ・長距離の移動に不安がある方
- ・ご家族だけでの付き添いに限界を感じている方
- ・医療的な知識を持ったスタッフの同行が必要な方
どうぞお気軽にご相談ください。