Philosophy ルピネの理念
今のあなたの「できる」を引き出します
明日のあなたの「もっとやりたい」に繋げます
Staff ルピネのスタッフ紹介
プロフィール
病院でさまざまな患者様をリハビリしてきた作業療法士。
脳卒中などの麻痺や高次脳機能のリハビリ・手や腕の整形リハビリを得意としている。
函館で生まれ、転勤族の父親といっしょに北海道と首都圏を転々とする。
ビジネスマンの姿にあこがれ上京しSEとなる。ある日、祖父が事故で脳挫傷となる。帰省した際に祖父のリハビリ訓練場面を見学したが、まともに座ることもできない状態だった。数か月後、介助されながらも事故後初めて立ったまま用を足すことができた。祖父がケタケタと笑った。その笑顔をきっかけにリハビリという職業に強く惹かれ、北海道の千歳リハビリテーション学院(現:千歳リハビリテーション大学)で学ぶ。卒業後は函館の病院で作業療法士として、入院患者や外来患者のリハビリに務める。退院後の患者さまの生活の質のためには、作業療法士の介入が重要だと感じ、42歳で独立起業。
コーギーと宇宙の話が大好き。
まともに作れる料理はスープカレーだけ。
弱点は球技。ボールの軌道が読めないため、顔面キャッチしてしまう。
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- 取得資格
- 作業療法士、国内旅行業務取扱管理者、福祉車輛安全運転講習会受講修了、基本情報処理技術者、システムアドミニス トレーター
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- 趣味・特技
- ペットの犬と遊ぶ、雨の日のドライブ、喫茶店で読書、SF映画
Concept ちょい旅サポート ルピネのコンセプト
「制限内の楽しみなんてつまらない」
身体が動きにくくなると、周囲の人は心配し、行動の制限をすることが増えます。
ご本人さまを守るための制限とは理解しつつ「もっとやりたいことがある」と感じているのも現実です。
ときには羽目を外して、もっと人生を謳歌してもらいたい。
そのための安心をルピネは提供します。
Motto ちょい旅サポート ルピネのモットー
「利用者様、介護者様と一緒に笑える仲間であれ」
1.利用者様、介護者様の仲間としてお客様の言葉に隠された思いを重視する
2.利用者様、介護者様のしたいことの実現のためにリスクを最小限に
3.利用者様の「できること」を最大限に引き出し、利用者様が安心してできることを最優先に
4.利用者様、介護者様の笑顔を一緒に喜べる仲間を増やす
Origin of the Name ちょい旅サポート ルピネの由来
事業所名である『ルピネ』の由来について
「看板犬のむぎ」と「Lupine(ルピナス)の花」
ルピネ(Lupine/Lupinus)は、和名「昇り藤」と呼ばれる花「ルピナス」を由来にしています。ルピナスは日本では北海道の一部に自生しています。
花の名前の由来はラテン語でオオカミを意味するループスを語源としており、オオカミのように荒れ地でも生育する強靭さに由来するとも言われています。オオカミは、童話の中では赤ずきんを食べようとしたり、子ぶたを食べようとしたりと怖いイメージがありますが、実はオオカミは家族愛に溢れる動物で日本では大口真神とも呼ばれて、信仰の対象ともなっている地域もあるようです。
また1966年に発芽したルピナスの種は、紀元前8000年から紀元前13000年前のもので、最も長生きした種として、ギネスブックに載っているとても生命力に溢れ粘り強い植物です。
さらにルピナスの種には心を軽くしたり、人に生命力を与えてくれるといった薬効があるとして、古代ヨーロッパでは薬草として使用されていた歴史があります。(ルピナスのいくつかの種には毒性もあるようなのでご注意ください。) 花言葉はルピナスがたくさんの花を咲かせる様子のように「多くの仲間」「いつも幸せ」「貪欲」「やすらぎ」です。
ルピナスの花にあやかり、北海道の地で多くの仲間を持ち、いつも幸せとやすらぎをお客様に届けられるように粘り強く貪欲に努力して参ります。
Trigger ちょい旅サポート ルピネの創業のきっかけ
ちょい旅サポート ルピネを創業したきっかけについて
リハビリ病棟を退院した方の中に、通院以外は家で横になっている生活で、閉じこもっている方が少なからずいることを知ったことがきっかけです。
入院された患者様は、退院後の生活をイメージしながら、入院期限までリハビリを行います。
そして一部介助が必要でも生活できる状態になり、退院する時には多くの患者様が「もう大丈夫」と笑顔で退院されます。
しかし入院中のリハビリでは『生活ができる』に到達するのがやっとということが多いです。
その方の「楽しみ」にまでは届きません。
日常的に外出したり、家事や仕事を好んで行っていた方が、退院後同じように続けられず「意欲の低下」「自信の喪失」に繋がる、それらが閉じこもりにつながります。
退院後は「実際に自分でしたいことをする」ということを大前提とし、その方の気持ちに伴走するように、動作や道具の工夫、時には直接的に介助をする役割が必要だと考えています。